2018年全日本モトクロス選手権シリーズの第4戦が広島県世羅グリーンパーク弘楽園にて開催された。標高450mほどの高原地帯にあるこのコースは丘陵地帯の起伏を生かしたアップダウンと、ラムソンジャンプをはじめとしたダイナミックジャンプを組み合わせたハイスピードコースが特徴。天候は土日とも晴れで、初夏を思わせる強い日差しが照り付けた。2日間で3,530名の観客が訪れ、ハイスピードバトルに酔いしれた。
IA1
RIDER: 池谷 優太
予選タイムアタックでは11番手で決勝に挑んだ池谷。迎えたヒート1、好スタートを切り4番手で1周目のコントロールラインを通過すると、トップ集団に食らいつこうとした。しかし3周目に一つポジションを下げると、翌4周目にはさらに3つポジションを落し苦戦を強いられる。中盤にかけてペースを上げたが、前との差が開いていたため、ポジションを上げるのに苦戦、結果8位でフィニッシュを受けた。
ヒート2では、スタートで出遅れ、追いつこうとプッシュするも、ポジションを上げることができず11位でフィニッシュ。総合11位でフィニッシュを受けた。
ライダーコメント: 池谷 優太 総合11位(8位/11位:23ポイント)
事前テストでマシンも良い方向に仕上がり、体調も戻ってきている中で挑んだ予選ではそれなりのタイムが出ていたのですが、ヒート1ではスタートで前に出れたもののトップ集団についていこうとしてもリズムを崩してしまい逆に順位を落としてしまい、我慢のレースとなってしまいました。ヒート2ではスタートで出遅れ、リズムを崩してしまいました。次戦に向けて、早い段階で前走者をパスできるスピードとラインを身に着けていこうと思います。
RIDER: ハドリー・ナイト
予選タイムアタックでは15番手で決勝を迎えることとなったハドリー・ナイト
決勝ヒート1、中段からのスタートを強いられるも、粘りの走りで徐々にポジションを上げ12位でフィニッシュを受けた。ヒート2ではスタート出遅れ、追い上げのレースとなったがなかなかペースを上げる事ができず16位でフィニッシュ、総合14位という結果となった。
ライダーコメント: ハドリー・ナイト 総合14位(12位/16位:14ポイント)
予選はあまり体調が良くない中で挑んだ予選で転倒し、ヒート1はスタートで出遅れ追い上げようとしたのですが予選で痛めた肩の調子が思わしくなく、ペースを上げることができませんでした。ヒート2でもスタートで出遅れたのですが、自分なりにプッシュしていくことができました。次戦熊本では表彰台をめざして頑張ってまいります。
IBOPEN
RIDER: 土岐 拳史龍
RESULT: C組22位(予選不通過)
RIDER: 土岐 敏之
RESULT: A組13位(予選不通過)
J85
RIDER: 高橋 央真
RESULT: 決勝 5位
予選B組を好スタートから攻め、2位で決勝へと駒を進めた高橋。決勝ではまずまずのスタートか、7番手で1周目を終えると上位グループでのバトルを展開。後半になってもペースを落すことなく走り続け、ラストラップの最終コーナーでさらに1台をパス、5位でチェッカーを受けた。
次戦は6月9・10日、熊本県HSR九州で行われます。皆様のご声援、よろしくお願いいたします。