
2018MFJ全日本モトクロス選手権第4戦HSR九州ラウンドは熊本県HSR九州モトクロスコースにて行われた。コースは開幕戦とほぼ同じレイアウトであるが、大量の土砂が搬入されたことでより砂質に近いコンディションとなった。金曜日にまとまった雨が降ったため、土曜日はショートカットコースにておこなわれたが、土曜日は快晴となったため急速にコースコンディションが良くなり、決勝が行われた日曜日はフルコースで行われた。日曜の天候は曇りがちで一時雨が降ったもののコースコンディションはベストコンディション。2日間で5,800名の観客が訪れ、熱いレースに酔いしれた。
IA1
RIDER: 池谷 優太
タイムアタック予選、1分29秒804をマークし10番手で決勝を迎えることとなった。
決勝ヒート1ではスタートでは先頭集団に入るも、ペースを上げることができず11番手付近でレースを進めた。中盤、チームメイトのハドリー・ナイトにパスされるも、終盤に追いつきパス、その後はポジションをキープし9位でフィニッシュを受けた。
第2ヒートでは、スタートで出遅れたものの、粘り強く周回を重ね7周目には10番手までポジションを上げてきた。後半になってもペースを落とすことなくは走り続け、10位でフィニッシュを受け、総合9位となった。
ライダーコメント: 池谷 優太 総合9位(9位/10位:23ポイント)
怪我からの体の調子も良くなってきて、走りも本来の走りに近づいてきていたと思っていたのですが、レースになると後半バテてしまいペースを上げることができませんでした。今大会で自分の弱いところが発見できたので、次の藤沢まで少し時間があるので、それまでにトレーニングと乗り込みを中心に行い、精神的にもタフになれるようしっかり追い込んでいこうと思います。
RIDER: ハドリー・ナイト
タイムアタック予選では1分30秒390で13番手で通過したハドリー・ナイト
決勝ヒート1ではスタートで出遅れるも、着実にポジションを上げ、5周目にはチームメイトの池谷をパスし10番手となった。その後もペースを上げ前を行く大塚らを追ったが、レース中盤に突然降り出した雨でペースダウン。池谷に再びパスされ、10位でフィニッシュを受けた。
決勝第2ヒート、ますまずのスタートを切り、6位集団に入りバトルを展開、前走者よりも速いペースで追いかけるが、7周目に自ら転倒を喫してしまい大きく後退。復帰後数周はペースを上げることができなかったが徐々に回復しペースアップ。しかし転倒でのロスが響き、16位でチェッカー、総合13位となった。
ライダーコメント: ハドリー・ナイト 総合13位(10位/16位:15ポイント)
予選ではマシンも自分自身も調子よく乗ることができ、決勝への手ごたえを感じました。ヒート1では調子は悪くなかったのですが雨の影響でゴーグルを外してしまい、ペースダウンしてしまいました。ヒート2ではスタートも良く、もっと上をいけるはずですがクラッシュをしてしまい、結果を残せませんでした。次の藤沢でもこの調子で結果を残せるようトレーニングを積んでいこうと思います。「アリガトウゴザイマシタ」
IBOPEN
RIDER: 土岐 拳史龍
RESULT: 予選A組 15位
RIDER: 土岐 敏之
RESULT: 予選B組 17位
J85
RIDER: 高橋 央真
RESULT: 決勝 11位
予選を順調に勝ち上がり決勝へ。スタートでは8番手で1コーナーに入るも、その後のミスが重なり1周目を15番手で通過、その後はペースを上げながらポジションアップし、4周目を終える頃には11番手になった。そしてさらに攻め続け7周目には10番手まで順位を上げるも、ラストラップで佐竹選手にパスを喫し11位でフィニッシュを受けた。
次戦は7月21・22日、岩手県藤沢スポーツランドで行われます。皆様のご声援、よろしくお願いいたします。